さくら☆ブルキナファソ

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活動振り返り②(小学校)

11月下旬から、ポコミューン1の小学校5校において、朝(授業前)と夕方(放課後)の時間を使って、ゴミ拾いをしました。

学校環境
・壁がある学校とない学校がある。
壁があると、動物の出入りを制限出来ると同時に、風でゴミが飛んできません。
・学校敷地付近にゴミ集積所
校舎裏に、ゴミ集積所がある学校が1校あります。ゴミの匂いだけでなく、生徒はこの校舎の裏にあるゴミ集積所をトイレ代わりにしており、かなりの悪臭を放ち、この学校の壁は崩れているので、風でゴミが校庭に沢山飛んできます。拾っても拾っても校庭はいつもゴミで溢れています。
・水
ゴミ拾いの後に、手洗いをするための水が必要で、水道、井戸、ポンプがある学校とない学校があります。水道があっても、使用料金が支払えずに水を止められてしまっていたりして、(学校の所有物なのに、近隣の人が水汲みにくるので、水道代が跳ね上がる)学校敷地外にある井戸まで水汲みに行かなくてはならず、水の確保だけでも一苦労です。支払えないほどの水を使わない、使わせない、きちんと管理する事や、水道も井戸もない学校は、校長が直接市役所に申請をするように働きかけました。
・ゴミ箱(校庭)
校庭にゴミ箱がある学校とない学校があります。ゴミ箱がある学校は、ゴミ拾いをはじめてから、使うようになりました。ない学校には、環境系団体にお願いをして設置予定です。ゴミ箱がない学校では、設置までの間、拾ったゴミは、出来るだけ分別をして、紙類は焼却し、プラスチック類は風で飛んでいかないように、袋にまとめてあります。
・ゴミ箱(教室)
ゴミ拾いを始める際に、5校の全クラス教室と校長の部屋に設置用の仮ゴミ箱として段ボールを持参しました。毎週小学校に行くときに、各クラスの段ボールがゴミ箱として使われているか見て回っていますが、荷物入れに使ってしまっている教員も時々見ます。でも、私が「あれー?おかしいなぁ。ゴミ箱の中になんで、こんな荷物が入っているんだろう。」と不思議がっていると、「いや、これはね、一時的なんだ。置くところがなくてね。」などなど気まずそうに話をしているので、段ボールをゴミ箱として使ってほしい、と言う事は伝わっていると実感しました。

活動関係者
・校長
5人の校長先生と一緒に活動をさせて貰っています。
今問題なのは、1人の校長。口では、興味関心を持っており、口だけ、やる気なのです。「ゴミ拾い大事だと思うよ」と言いながら、休み時間に飲んでいた水が入っているプラスチックの袋をポイ捨て。「話し合いがしたい」と伝えて、「待ってるよ」と言われ、実際に行ってみると、校長不在で、待ちぼうけ。しかも一回ではありません。
この校長を除いて、みんな活動に興味関心を持ってくれており、実際に活動を実施する際に手伝ってくれます。また、1校、私の活動日以外にも、定期的にゴミ拾いをしており、11月の下旬から約1カ月の間にかなり綺麗になりました。

・教員
ゴミ拾いに参加してくれる教員はいません。授業が終わって、ゴミ拾いを始める頃、教員たちは、バイクでピューと帰って行きます。小学校の先生は面倒を見ている膨大な数の生徒の為にやる事が多い事は知っています。でも、今後、少しでも巻き込んでいけたらいいなぁと思っています。教員の中で「一緒に仕事が出来て嬉しいよ」「毎週来てくれてありがとう」「助かっているよ」と、声を掛けてくれる人がいるのは嬉しい事です。

・PTA
学校(校長)といい関係を持っている所とそうでないところがあります。
5校中2校、1校は校長のやる気が口だけの学校と、もう1校の校長はやる気で、活動にも参加してくれ、PTAにも話し合いの場を持ちたいと何度もPTAに伝えるのですが、親御さんたちが集まらない学校があります。
残りの3校は、いい関係を持っている印象を今のところ受けています。校長が話し合いを持ちかけると、話し合いに足を運んでくれ、参加し、積極的な意見交換が出来、就学環境改善の為に立てた予算を手分けして支払おう、という案にも理解を示してくれています。PTAには、石鹸等を購入してほしいと伝えて、次の日には「もう、買ったよ」と連絡をくれた親御さんもいました。

・生徒
5校すべての生徒、初めてのゴミ拾いの時は、初めての日本人との活動で、それはそれは、はしゃいでいましたが、ゴミ拾いの回数を重ねる毎に、子どものモチベーションが下降中。「汚い」「家が遠い」「疲れる」等の理由で、拒否反応を示す子が出てきたのです。ゴミ拾いが汚いし、疲れるし、家が遠いから早く帰りたいのは、理解できます。「ごみをそこら中に捨てなければ、ゴミ拾いしなくて済むんだけどね。」「みんなでやったら楽しいかもよ。」等と働きかけながら、年末活動をしていました。「なんでゴミ拾いをする必要があるのか」「ゴミがそこら中に落ちてるのがどうしていけないのか」「ゴミのポイ捨てがどうしていけないのか」生徒達と一緒に考える時間を作り、知識を補っていく必要性を今感じています。
また、このチームはプラスチック、このチームは紙を拾うように、伝えると、きちんと分別できる生徒達がいる学校とそうでない学校があります。上述の知識と同時に、ゴミの種類(燃えるごみと燃えないゴミ)について、2011年は、一緒に勉強していこうと思っています。

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by sakurauno | 2010-12-30 04:20 |

活動振り返り①(配属先と関係機関)

11月の大統領選挙、12月の独立記念日、2・3年前に暗殺された記者がポ出身の人で、暗殺されて以来毎年12月13日にストライキが起き、2-3日小・中・高校やその他の機関が一時的に閉鎖など、年末は身の周りがバタバタしていました。

今日は、活動の振り返りです。
活動振り返りその①(配属先と関係機関)
活動振り返りその②(小学校) の2部に分けて振り返ろうと思います。

10月の始業式と同時に、私の小学校巡回も始まり、
ポコミューン1の全公立小学校8校と私立小学校1校、
ポコミューン2の公立小学校3校を巡回し、訪問見学をさせて貰いました。

11月から、
私の職場である教育省県局の上司、同僚と、具体的な活動の話合いを始め、
環境省県局、環境系団体2団体、市役所、ポ環境開発委員会、小学校PTAにも、
話し合いの場を設けて貰い、活動の説明と
活動の為の、協力、意見、情報共有をお願いしました。

私の具体的な活動内容は
(1)「エコ市民」としての啓発活動」(環境教育 授業とゴミ箱設置)
  ①ゴミをどうしてゴミ箱に捨てなければならないのか
  ②ゴミのポイ捨てがどのような影響を及ぼすのか(歩いていて、怪我をする、とか、雨が降った時に、プラスチックのごみが落ちていると、地面に雨が浸透せず、水たまりが出来、その他のゴミ・汚れで、水たまりが汚くなる。その水たまりは、マラリア蚊が大好きな場所で、マラリアが今以上に流行ってしまう。など病気の事)
  ③ゴミの分別(ゴミの種類について学ぶ。燃やせるゴミ:紙、燃やせないゴミ:プラスチック。プラスチックも混ぜてゴミを燃やすと、どのような影響があるのか 例えば、健康にも環境にも有害なガスが出るなど)
(2)ゴミ管理(ゴミ拾い/分別)(実際のゴミ拾いとゴミの分別@小学校、ゴミの回収@環境系団体、市役所)
(3)学校環境整備(植林/教室装飾)(ゴミ拾いをした校庭に木を植える。また、集めたプラスチック素材のゴミを使って(もちろん洗ってから)教室装飾の為の工作)

この活動をするためには、色々な物が必要です。
例えば、ゴミ箱(教室設置用、と校庭)、ゴミ拾い用の袋、植林するための苗木などなど。でもJICAは必要な物をすべて買うために支援活動をしているわけではありません。あくまでも技術支援。必要なものだけを買うだけの為にJICAがいるんだとしたら、お金だけを送ればいい話で、私がここにいる必要性はゼロです。
色々な団体に協力をお願いしましたが、彼らとの話し合いの中で、活動をこうしたらいい、という意見が沢山出ました。沢山の人が興味を持ってくれているから、意見交換が活発にされている事は事実で嬉しい事です。でも「JICAが全部資金を提供してくれるもの」として意見を言っている人も少なくないのです。そこで、活動に必要な物リストを作成し、単価を調べ、活動の為に何個買いたいという予算を立て、この予算を一緒にシェアしたいという旨を伝えました。同時に、「私がブルキナファソにいるのは、2年。その後、後任がいるいないに関わらず、少しずつでも、自分達の力で問題解決出来るように一緒に頑張ろうね。私の滞在は2012年6月までだから。」と言う事も伝えました。

彼らは、ここを改善したい。改善の為にあれが必要。これが欲しい。など、学校環境改善の為、エコ市民としての啓発活動の為に意見を沢山出してくれます。そして、具体的に改善の為に何が必要か、私よりも知っています。でもいつも行き詰まるのは、「お金がないから出来ない」と。欲しいものを買うためにお金は必要です。でも、欲しいものが直接手に入れば、買う為のお金も要らないし、時間も手間も省けます。ということで、

①ゴミ箱(教室用):市役所
  先日市長に挨拶に行った際に、市長が「ゴミ箱沢山あって、一部ならあげられるよ。活動に使って。でもまだ、具体的にいつ、何個あげられるかはっきりした事はいえないんだよね」と。現在はまだ、設置できていないため、段ボールを代用しています。
②段ボール(ゴミ箱代用)
  本来は買わなければ手に入らない段ボールを薬局に行って、活動について説明をしたら、沢山段ボールを快くくれました。段ボールに簡単な装飾をして、教室に仮設置。
③ゴミ箱(校庭):環境系団体
④ゴミ集め用熊手:環境系団体
⑤ゴミ集め用袋:市場のおばちゃま達
  これも本来買わなければならないもの。たまたま、市場のおばちゃま達と雑談をしていたら、活動の話になり興味を持ってくれ、袋を寄付してくれました。
⑥手洗い用せっけん(ゴミ拾い後):各小学校PTA
⑦手洗い用バケツ(ゴミ拾い後):各小学校PTA
⑧手洗い用やかん(ゴミ拾い後+トイレ):各小学校PTA
⑨ゴミ回収費用500Fcfa(月2度の回収:約100円):各小学校PTA
⑩苗木(植林用):環境省県局
  植林の際に、必要なスコップ・鍬は、実際に植林する際に、環境省県局の職員がいくつか貸してくれるとの事。私もマイスコップ持参で参加する予定。そして、生徒たちにも、スコップ・鍬を持っている人は持参してもらうようにお願いしようかと。
⑪ハチマキ:仕立て屋さん
  ゴミ拾い時にハチマキをしたらモチベーションが上がるかと。。。そして、ハチマキの色別に拾うゴミの種類も分けようかと。。。時間のある時によくお喋りに行っている仕立て屋さんのおじさま達に活動の話をしていたら、もう捨てる布の端切れの端っこを縫ってつくったものを、「はい、ハチマキ」といって、くれました。「ハチマキの色別にゴミの分別」は彼のアイディアです。アイディアをくれ、さらに、ハチマキまで作ってくれて感謝。「ハチマキ作って、この仕立て屋のゴミが減るんだから、なんでもないよー。」とおじさま。


色んな人・団体が各自寄付できるものを寄付し、出来る事をする。それが小さなこと・物でも、小さな協力がたくさん集まったら大きな力になるはず。そして、色んな人に寄付してもらう事で、寄付した人自身の意識も少し変わるのではないかと期待。これも啓発活動だと思い、色んな所に活動や予算の説明をしに出掛けていました。
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by sakurauno | 2010-12-26 18:12 |

ノエル (クリスマス)

メリークリスマス! ジョワイユーノエル!
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突然ですが、
普段、職場付近、家の近所、市場、どこにいても、物乞いの子どもたちを見かけます。
特に小学校が休みの木曜日と週末に、物乞いの子たちを見つけるのは簡単です。

赴任したての頃の、彼らとの会話
「お腹空いた」「お金ちょうだい」とよく言われていました。
「お腹空いたの、かわいそうね。」と言いながら、何もあげずに、5か月が過ぎ、
最近では、何を言っても、何もくれないと分かったのか、
「おはよう。元気?今日も仕事?」
「散歩行くけど一緒に行く?」
など何気ないありふれた会話を交わしています。

物乞いに何を言われても、私は何もあげません。
理由①その場限りの空腹を満たしても、物乞いをせざるを得ない背景にある貧困という問題の解決の為に何一つ役にたたないから。
理由②物乞いをして、お金が稼げる、お腹が満たされると、分かると、それが習慣化されてしまい、何かを得る、達成するための努力の仕方を忘れてしまうから。

でも、今日はクリスマス。
沢山のクリスチャンの人が着飾って教会へ出掛けていく中、
私は、普段物乞いの子どもたちをよく見かける市場へと出掛けました。
目的は、物乞い(学校に行っていない)子ども達への
年に1度のささやかなクリスマスプレゼントを渡すためです。

プレゼントとして、サンドイッチを選びました。
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理由①作る・運ぶのが簡単。
理由②お金は何が何でもあげない。その代わり。
理由③以前メキシコ、カンボジアで仕事をしていた時も、クリスマスにサンドイッチを作って、配り歩いたから。
理由④クリスマスだから。

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朝1時間ほどかけて、準備をしました。
玉ねぎ、ニンニクを炒め、調理した魚の身をほぐし、マギーブイヨンで味付けをし、少し水分を足して煮込んで、冷ましたものをフランスパンにはさむ。

でも、ただ、子どもを見つけて、サンドイッチを
「はい、クリスマスプレゼント。メリークリスマス」
と渡すだけでは、私の気が済まず、
何かして貰おうと思って、

「クリスマスだけど、私はゴミ拾いをしたいのね。」
「ゴミ拾い手伝ってくれたら、クリスマスだから、いい事あるかもよ。」
学校に行っていない物乞いの子たちで、フランス語は話せません。
私の現地語も限られており、コミュニケーションが取れないので、
近くにいた、お兄さんお姉さん、を捕まえて、現地語のモレ語に訳してもらいました。

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一緒に市場の中を歩き回って、言葉が通じなくても、
沢山色んな事を話しかけてくれました。
ゴミ拾いさせたら嫌がるだろうと思っていたのに、
子どもたちははしゃいでいて、あっという間にゴミ袋1袋を満タンにする事が出来ました。

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クリスマスプレゼント(サンドイッチ)がメインで、
+αとして、ゴミ拾いだったので、沢山のごみを集める事が目的ではありませんでした。
このゴミは家に持ち帰り、家のゴミ箱に捨てました。

集めたのはたったの1袋ですが、この1袋。
ゴミ拾いの後に、サンドイッチを頬張り、
「おいしいよ。」「ありがとうね。」という子ども達の言葉と笑顔。
そして久しぶりにした朝寝坊が、
今年の自分へのクリスマスプレゼントです。

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by sakurauno | 2010-12-25 22:16 |

青年海外協力隊 平成22年度1次隊 ブルキナファソ 青少年活動日記
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