ごみ
突然ですが、綺麗な花でしょ?!
職場前に咲いている花です。
そして、この花の下は、こんな状態。
ゴミの話です。
日本では、曜日毎に、違う種類のゴミが回収され、
ゴミの分別も当然の事のように行われています。
それは、
ゴミ箱があるから、
ゴミはゴミ箱に捨てるように教えられているから、
ゴミを回収してくれる人がいるから、
ゴミ回収、処理、リサイクルのシステムがあるから。
ブルキナファソでは、今、ゴミ問題が大きな問題になっています。
もちろん、今私のいる、ポでも。
「汚い」を通り越しています。
職場前の普段私が通勤で使う道約3mほどのゆるい坂道の写真です。
(右側に最初の写真の花。)
この坂を下っていくと、地面には、いろんなものが落ちています。
見えないところにまで。
坂を下り終えると、ゴミの山が。。。
近辺の人が、ここに、ゴミを捨てに来ています。
写真の中に見える黒いもの。
ビニール袋です。
少し前は、鍋や袋を持参して買い物に出掛けていたのが、
このビニール袋が普及した今では、何でもこのビニール袋に入れます。
便利だから、使っていいんです。
でも、そこら中に捨てちゃいけません。
でも、ゴミ箱がないんです。
驚くほど、当たり前のように、みんなゴミをどこにでも捨てます。
私の同僚(教育省県局職員(元学校教員)
=エリート=教育を受けてきた人達+大人=見本・手本)は、
ゴミ箱がある県局前で、
食べていたバナナの皮を、ポイッと。
買い物してきたビニールの袋をポイッと。
初めの頃は、色々思う事をどう伝えようか考え、黙っていました。
でも、同僚とだいぶ関係が出来てきた最近では、
「何か落としたよ。」
「ゴミ箱、3歩位のところにあるよ。」
「この、バナナの皮、○○って名前が書いてある。」
などなど、冗談まじりで言っていたら、
以前に比べてだいぶゴミ箱に捨てるようになりました。
県局前で、見知らぬ人がゴミをポイ捨てしているのを見かけると、
同僚が大きな声で「拾って!」「県局前汚さないで」と言ってくれるようになりました。
そんな中、「面倒くさいなぁ」「みんなどこにでも捨ててんじゃん」と言い放つ
一人の同僚に、ある朝、こんなことを言われました。
「子どもと仕事するんだから、子どもに言えばいいじゃん」と。
確かに、私は、子どもと仕事する。
子どもと仕事をするからこそ、いい見本でいたい。
なぜなら、子どもは大人の真似をするから。
大人の真似をして、いい事も悪い事も学んで、大人になっていくし、
自分はやっていないのに、子どもにはやらせる、
そんな大人は、私が子どもだったら嫌いだなぁ。
自分の身近な人、例えば、家族とか友達が、ゴミをゴミ箱に捨てているのを見たら、
自分もそうしようと、自然と子どもたちは思うものだと思うよ。
こんな風に私は思うよ、と伝えたら、
この同僚、「そうだけど。。。」といいながら、
目の前で、持っていたビニールの袋をポイッと。。。
癖になっているんだ、と思いました。
その日の午後、この同僚が、ゴミをゴミ箱に捨てた瞬間を目撃しました。
なんだか、とても嬉しくなって、
「今、もしかして、ゴミ箱に捨てた?」
「すっごい、いい事したじゃん!」と午後中誉めまくって、
「嬉しいなぁ」
「今、○○がゴミ箱にゴミ捨てたの見た?」と午後中、色んな人に言っていたら、
少し照れ笑いを浮かべて、
「当たり前の事じゃん。」と、ポツリ。
別の日、ゴミ拾いをした事があります。
周りの人がどういう反応を示すか、見たかったから。
小学校の子ども達、路上生活児童と一緒にゴミ拾いを企画しているので、どんなものか一度自分でやってみようと思ったから。
する事がなかったから。
周りの人の反応は。
-「汚い」とただ通り過ぎて行く人
-「なんでゴミ拾いしてるの?汚いじゃん」など、色々質問してくれる人
-「一緒にやるよ」と言ってくれる子ども
-ただ無言で見物している人
-「変な日本人がいる」と笑う人
実際にゴミ拾いをしてみて。
-見ているだけで気分が悪くなるほど、汚かった
-話しかけてくれたり、色々聞いてきてくれたり、「手伝うよ」と言ってくれたり、ただ見ているだけでも興味を示してくれたという事が嬉しかった
-目に見えるゴミだけじゃなくて、掘っても掘っても出てくるゴミの量に驚いた
ポを少しでも綺麗にしたいです。そのために、
今そこら中に散乱しているゴミを拾う
ゴミはゴミ箱に捨てる習慣を付ける
ゴミの量を極力減らす(ビニール袋を出来るだけ使わない)
まずは、自分が、そして、身近な所から少しずつ、
ゆっくりポの人たちのペースでやっていこうと思います。
職場前に咲いている花です。
そして、この花の下は、こんな状態。
ゴミの話です。
日本では、曜日毎に、違う種類のゴミが回収され、
ゴミの分別も当然の事のように行われています。
それは、
ゴミ箱があるから、
ゴミはゴミ箱に捨てるように教えられているから、
ゴミを回収してくれる人がいるから、
ゴミ回収、処理、リサイクルのシステムがあるから。
ブルキナファソでは、今、ゴミ問題が大きな問題になっています。
もちろん、今私のいる、ポでも。
「汚い」を通り越しています。
職場前の普段私が通勤で使う道約3mほどのゆるい坂道の写真です。
(右側に最初の写真の花。)
この坂を下っていくと、地面には、いろんなものが落ちています。
見えないところにまで。
坂を下り終えると、ゴミの山が。。。
近辺の人が、ここに、ゴミを捨てに来ています。
写真の中に見える黒いもの。
ビニール袋です。
少し前は、鍋や袋を持参して買い物に出掛けていたのが、
このビニール袋が普及した今では、何でもこのビニール袋に入れます。
便利だから、使っていいんです。
でも、そこら中に捨てちゃいけません。
でも、ゴミ箱がないんです。
驚くほど、当たり前のように、みんなゴミをどこにでも捨てます。
私の同僚(教育省県局職員(元学校教員)
=エリート=教育を受けてきた人達+大人=見本・手本)は、
ゴミ箱がある県局前で、
食べていたバナナの皮を、ポイッと。
買い物してきたビニールの袋をポイッと。
初めの頃は、色々思う事をどう伝えようか考え、黙っていました。
でも、同僚とだいぶ関係が出来てきた最近では、
「何か落としたよ。」
「ゴミ箱、3歩位のところにあるよ。」
「この、バナナの皮、○○って名前が書いてある。」
などなど、冗談まじりで言っていたら、
以前に比べてだいぶゴミ箱に捨てるようになりました。
県局前で、見知らぬ人がゴミをポイ捨てしているのを見かけると、
同僚が大きな声で「拾って!」「県局前汚さないで」と言ってくれるようになりました。
そんな中、「面倒くさいなぁ」「みんなどこにでも捨ててんじゃん」と言い放つ
一人の同僚に、ある朝、こんなことを言われました。
「子どもと仕事するんだから、子どもに言えばいいじゃん」と。
確かに、私は、子どもと仕事する。
子どもと仕事をするからこそ、いい見本でいたい。
なぜなら、子どもは大人の真似をするから。
大人の真似をして、いい事も悪い事も学んで、大人になっていくし、
自分はやっていないのに、子どもにはやらせる、
そんな大人は、私が子どもだったら嫌いだなぁ。
自分の身近な人、例えば、家族とか友達が、ゴミをゴミ箱に捨てているのを見たら、
自分もそうしようと、自然と子どもたちは思うものだと思うよ。
こんな風に私は思うよ、と伝えたら、
この同僚、「そうだけど。。。」といいながら、
目の前で、持っていたビニールの袋をポイッと。。。
癖になっているんだ、と思いました。
その日の午後、この同僚が、ゴミをゴミ箱に捨てた瞬間を目撃しました。
なんだか、とても嬉しくなって、
「今、もしかして、ゴミ箱に捨てた?」
「すっごい、いい事したじゃん!」と午後中誉めまくって、
「嬉しいなぁ」
「今、○○がゴミ箱にゴミ捨てたの見た?」と午後中、色んな人に言っていたら、
少し照れ笑いを浮かべて、
「当たり前の事じゃん。」と、ポツリ。
別の日、ゴミ拾いをした事があります。
周りの人がどういう反応を示すか、見たかったから。
小学校の子ども達、路上生活児童と一緒にゴミ拾いを企画しているので、どんなものか一度自分でやってみようと思ったから。
する事がなかったから。
周りの人の反応は。
-「汚い」とただ通り過ぎて行く人
-「なんでゴミ拾いしてるの?汚いじゃん」など、色々質問してくれる人
-「一緒にやるよ」と言ってくれる子ども
-ただ無言で見物している人
-「変な日本人がいる」と笑う人
実際にゴミ拾いをしてみて。
-見ているだけで気分が悪くなるほど、汚かった
-話しかけてくれたり、色々聞いてきてくれたり、「手伝うよ」と言ってくれたり、ただ見ているだけでも興味を示してくれたという事が嬉しかった
-目に見えるゴミだけじゃなくて、掘っても掘っても出てくるゴミの量に驚いた
ポを少しでも綺麗にしたいです。そのために、
今そこら中に散乱しているゴミを拾う
ゴミはゴミ箱に捨てる習慣を付ける
ゴミの量を極力減らす(ビニール袋を出来るだけ使わない)
まずは、自分が、そして、身近な所から少しずつ、
ゆっくりポの人たちのペースでやっていこうと思います。
by sakurauno
| 2010-10-06 05:33
| ポ
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
ブログパーツ
最新の記事
任期短縮 |
at 2011-03-13 05:12 |
ゴミとは? |
at 2011-02-06 20:36 |
新年のご挨拶 |
at 2011-01-07 04:57 |
活動振り返り②(小学校) |
at 2010-12-30 04:20 |
活動振り返り①(配属先と関係.. |
at 2010-12-26 18:12 |